EMSの普及と発展

EMSとは、エマージェンシー・メディカル・サービス(Emergency Medical Service)
の事で、緊急医療の意味を表す言葉です。
現在日本にはドクターヘリが普及しつつありますが、現状、全ての都道府県や
地域に完備されているわけではありません。

その一番の原因は、『費用がかかりすぎる』事にあります。
実際に、とある県のドクターヘリは配備されたのはいいのですが、現在では予算
が無いために稼動出来ず、たくさんの人達が困っています。

私達はずっと不思議に思っていました。
お金がかかりすぎて出来ないのなら、なぜお金をかけないように工夫しないのか?


様々な分野、特に医療現場のプロとの諮問の中で、彼らが口にしている事は、
『患者を運ぶ事は大切だが、その前に私たちドクターが現場に行って出来る限りの
措置をする事が最も大切。だから私たちが医療バッグを持って現場に行きさえ
すれば、少なくとも延命措置は可能だ!』という事でした。

写真はイメージです
であれば、ドクターを乗せて即現場に向かうヘリさえあれば各地域への配備も地方自治体レベルで可能となり、もっと普及して
たくさんの命を救うことができるのではないか、と私達は考えています。
そうすれば、ジェットエンジンが何個もついていて、様々な医療設備が搭載された莫大なコストのかかるヘリではなく、導入コスト
ランニングコストの低いヘリでも十分なんです。

今までこのような話はあちこちで出ては消え、を繰り返されてきました。
その理由は、ヘリを持たない人、飛ばせない人がいつも中心となって議論してきたからです。
そこには様々な都合も刷り込まれているため、純粋にEMSの発展だけを願う議論が無かったからだと私たちは考えています。

ハートランドエアーにはヘリがあります。そしていつでも飛ばせます。
あとは実際に飛ぶ事と、航空法79条=航空機は勝手にあちこちには降りられない、という壁を越えるだけです。

私達はこれからも民間で出来るEMSの実現に向けて努力していきます。
各種講演会・イベント事業

ハートランドエアーは、各企業や団体からの依頼により、講演会を各所で実施しております。
『人を育てる』という業務を通じて得たノウハウや学んだ経験を題材として、『折れないハート』の育て方と大切さを、いつも語り
続けています。

また、これからの将来を担う子供達に航空機への興味を持ってもらい、理解と関心を深めると共に、将来の成りたい自分になる
考え方を知ってもらうために、子供たちに向けた航空教室を定期的に開催しております。
航空機を見る子供達の目は活き活きとしており、『大きくなったらパイロットになりたい』と言う子供も少なくありません。
空を飛ぶことの楽しさや素晴らしさ、また夢を持ち、実現することの大切さやその方法、過程についても一緒に話し合い、成長
していく子供達にとって少しでも何かのヒントになればと、私達は考えています
日豪フレンドシップフライト2005

2005年2月、小型単発ヘリコプターでオーストラリアの南、
メルボルンから愛知県の名古屋市までを縦断フライトを
する、日豪フレンドシップフライトを実施し、大成功を収め
ました。
これは名古屋市と姉妹都市であるシドニー市、そして
愛知県との姉妹都市提携をしているメルボルンとの姉妹
都市提携25周年記念を祝うイベントとして、さらに愛・地球
博のパートナーシップ事業として行われ、2005年2月28
日にメルボルンのエッセンドン空港を出発。ニューギニア、
インドネシア、フィリピン、台湾を経由して3月27日、無事に
名古屋空港に到着しました。
途中、インドネシアのジャングルで遭難したり、様々なアクシ
デントに見舞われながらも、総飛行距離12,000キロ、飛行
時間66時間18分、給油回数40回に及ぶ大フライトは成功
しました。小型単発ヘリコプターによるこのフライトは世界初の
快挙です。
途中、様々なイベントを実施し、【子供・環境・国際親善】という3つのキーワードをもとに、数多くのフレンドシップ・友情
を育ててまいりました。
この様子はテレビドキュメンタリーとして撮影、TV放映されて大きな反響を頂いております。
尚、ご希望の方にはこのDVDをお送りさせい頂いております。



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